「読解力」「計算力」は小学生のうちに

 

・「うちの子はまだ塾には早いわ」

・「塾に行く必要なんてないわ」とお考えのお母さま、

 

 これまで多くのお子さまを指導してきた塾長が感じたことを述べます。

それは、

「読解力」と「計算力」だけは小学校のうちに習得しておいて欲しいということです。

 

・「うちの子は昔から本を読むのが好きで、放っておいても月に数冊の本を読んでるわ」

・「小さいころからそろばんをしていたので、計算や暗算は心配ないわ」

・「公文、学研に通わせているので、計算や文章を読むことには慣れているわ」

というお子さまは、まだ安心できます。ですが、

 

・「とにかく計算が苦手で・・・

・「計算は何とかできるけど、算数の文章題になると完全に手が止まってしまうの・・・

・「とにかく文章を読むのが嫌いで・・・

・「文章を目では追っているようだけど、内容が全然入ってこないみたい・・・

といったお子さまは、やはり早めの対策をおすすめします。

 

 ご存じだと思いますが、

中学生になると、日々追われるのが「定期テスト」です。

 1~2ヶ月ごとに決められた範囲のテスト勉強や大量の提出物に追われるわけです。

そしてこの定期テストの結果が内申点となります。

 兵庫県は他県と比べ内申点の占める割合が多く、公立高校入試の全点数500点のうちの250点、つまり50%が内申点です

 ちなみに大阪府は3月の本番入試テストが70%、内申点が30%ですから、

兵庫県は日常の頑張り、コツコツがいかに重要かということです。

 

 そんな定期テストや実力テストに追われる中

さあ計算力を少しずつつけていきましょう!

たくさん文章を読んで、読解力を徐々に身につけて行きましょう!という時間は、はっきり言ってないのです!

 もちろん、全員が全員ではありませんし、そういった苦手分野を克服していく生徒さんもいます。

 

 ですがこういったお子さまは少数で、

「読解力がないから、その分丸暗記で稼ごう」、とか

「計算が苦手で数学で点数を取るのは難しいから、文系科目で挽回するか」など後ろ向きな対策しかできないのが現状なのです。

 

 もっと言うなら、

小学校で多くのお子さまが苦手とする、「割合」「速さ」「単位」「濃度」などの単元。

 中学に上がるとしばらくこういった単元は出てこないので、安心してしまうお子さま、あるいはそういった単元の存在すら記憶の片隅においやってしまうお子さま・・・

 

 残念ながら、高校受験の問題にしっかりと出ます。それは、

・「割合」と連立方程式とを絡めた文章題。

・「食塩水の濃度」がわからないと全く手が出せない方程式。

・「速さ」がわからないとグラフの意味さえわからない一次関数。など

 

 そんな問題に中3で出会ってどうするか・・・時間がなさすぎる・・・ あきらめよう・・・他で点数を取りに行こう・・・

 こんな状態で、お子さまの勉強へのモチベーションが上がりますか?

 

 当塾では、そういったお子さまには春期・夏期・冬期講習など、中学校の授業がストップしている期間を最大限に利用し、たとえ中学生であろうとさかのぼって小学校算数の復習や、文章読解の訓練をします。たとえ学校の夏休みの宿題が多かろうと、です。

 ですが、お察しの通り、それには多大な時間がかかります。

 

 ”「計算力」と「読解力」は小学生のうちに” とうたっているのは、そういった理由からなんです。 

「読解力」「計算力」は小学生のうちに 小学生の女の子たちが勉強している写真


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