当塾から最も近い場所にある神戸生田(いくた)中学校。
これまでにたくさんの生田中の生徒さんを指導させていただきました。
兵庫県の公立・私立高校受験には最重要とも言える内申点。
その内申点はご存じのとおり、「定期テスト」の結果が大きく影響します。
生田中で見事成績を上げた生徒さんや、なかなか上がらない生徒さんたちのこれまでの多くの実績を踏まえ、定期テストでどうすれば点数が取れるかを述べたいと思います。
もちろん、定期テストは学校の先生が作成するテストですから、生田中にたくさんいらっしゃる先生が違えばテストの傾向も難易度も多少違いますが、おおよそ以下の通りです。
■定期テストの点数を上げるための「テスト対策」はどうすれば良い?
<英 語>
①「教科書」を暗唱するくらい読み込む
・・・やはり教科書からの文章がテストには出ます。英語は言葉、暗唱できるほど身に付いていれば当然点数は取れます。英語が苦手な人は、実はこの「教科書暗唱」が英語の実力をつけるには一番なんですけどね!!
②先生から配られるプリント(英単語含む)は繰り返し見直す
・・・テストを作るのは先生です。先生が配ったプリント、出ないはずないです。
③朝学プリント
・・・朝学をもっと見直していればよかったあ!!と嘆く先輩たちが多いです。
④ワークは最低2回は見直す
・・・なんと言ってもワークからは出ます。そしてワークの英単語+英熟語+重要表現は完全暗記が必要です!
<数 学>
①ワークを2回以上見直す
・・・ワークからは必ず出題されます。最初は解答を見ながらでもいいので理解に励みます。最後には自力で解答が導けるようにすること!
②授業プリント
・・・要点や重要事項をまとめたものが多く、先生はここから出します。
③朝学プリント
・・・やはり朝学はあなどれません。
<国 語>
①ワークの特に文法を繰り返し見直す
・・・しっかり復習すれば、点数につながるのが文法です。これをおろそかにするから、国語の点数がなかなか上がらないのです。
②便覧をしっかり見る
・・・何だか小難しいイメージの便覧。細かいところまで見られるか、根気との勝負。ですがしっかり見ていれば点数につながります。
③漢字プリント、漢字テストを書いて覚える
・・・漢字は言うなれば暗記です。書いて声に出して覚える。正直、漢字が一番得点に跳ね返りやすいですよね!特に直前の国語対策はこれです。
④教科書と授業ノート
・・・国語のテストで知っている文章が出るのは定期テストだけですよね!(受験ではまずあり得ません!)
もはや読解力というよりも、「いかに事前にしっかり文章を読んだか」です。
国語の読解が取れないという生徒さん、定期テストに限って言えば、「教科書、授業ノートの文章を本当にしっかりと読みこなしましたか?」
「国語はセンスだから・・」などと平気で言っている生徒さん、事前にしっかり読み込めば定期テストは取れます!
<理 科>
①ワークを直前含め3回は見直す
・・・1回ワークに取り組んだだけで全てが頭に入る人、そんな人はなかなかいません。テストまでに間隔を少し置いて、ワークを2回見る。そしてテスト直前に3回目を見ること。その時注意です!曖昧な漢字があったら必ず書いて覚えること!漢字ミスで点数を落とす先輩達がどれだけ多いことか!
②授業ノートを繰り返し見直す
・・・学校の授業をまとめたノート。先生は必ず出しますよね。曖昧な漢字は書いて覚えること!
③教科書を読む
・・・例えば、今回の化学の範囲はよくわからない!という場合、どうすれば良いか?ワークを必死にやっても単に丸暗記しているだけで、頭には残りませんよね。
それは教科書に書いています。それでもわからなければ、学校ででも塾ででも先生に質問してください。
そしてもう一つ、教科書に載っている実験の写真や表・グラフなどは意味はもちろん理解した上で、例えば「教科書の右上に方に載ってた」という具合に視覚的にも記憶させると覚えやすいですよ。
<社 会>
①ワークを3回以上見直す
・・・理科同様、1回ワークをやっただけで全てが頭に入る人はいないと思います。テストまでに少し間隔を置いてワークを2回こなしてください。そしてテスト直前に3回目です。社会は理科以上に漢字での減点が多いのでしっかり書いて覚えること!
②教科書を読む
・・・覚えることだらけの社会。高校受験でも有効なのが教科書を読み込むこと。(音読ならなお良い)
大量の暗記が必要な場合、一つ一つにたっぷり時間をかけて1巡で覚えるより、少しスピーディに3巡する方が暗記できる量も増え、記憶に残りやすくなります。そんな時、教科書は全体を掴むには最適です!
③授業ノートを繰り返し見直す
・・・授業ノートはキーワードが順追って整理されています。単なる丸暗記ではなく、流れをつかみながら記憶にとどめていきましょう!
以上、5教科について定期テストで点数をとるための方法を述べました。
ですが、読んだ皆さんの感想はおそらく、
「そりゃあ、これだけのことを全部ばっちりこなせたら点数は取れるわあ!」
ではないでしょうか。
そうなんです、定期テストで点数を取るための方法を一言で言ってしまうと・・・
「テスト本番までに、教科書、ワークを3回やる」なのです。
わかってはいても、やるべきことが多すぎて実践できない!だから点数が取れないのではないですか?
勉強への原動力となる皆さんの「やる気」はもちろん必要ですが、テストまでにワークを3回やる方法を順進塾では実践しています。次回それを紹介したいと思います。
神戸市中央区三宮町(三宮・元町)個別指導個人学習塾 「順進塾」
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